コーヒーとマシュマロのために出勤していた
小さな接点が、人を少しやさしくする
昔、オフィスに出勤する会社員だった頃、周りの人と一緒にコーヒーを飲むためだけに、机にちょっとしたお菓子を常備していました。
なかでも、お気に入りはマシュマロでした。コーヒーに浮かべると美味しいから。
仕事の用事があったわけではありません。何かを相談したかったわけでもありません。ただ、少し話したり、一緒に笑ったりしたかっただけです。
生産的な時間ではなかったかもしれません。
でも、その時間があったおかげで、私にとって会社は楽しい場所でした。
一方で、「通勤」は本当に苦痛でした。
仕事自体は、オフィスにいなくてもできると思っていたからです。
電車通勤が嫌になり、タクシーで出勤するようになり、一ヶ月のタクシー代が家賃に並びはじめた頃、会社のビルの目の前のマンションに引っ越しました。
会社に住めるなら、迷わず住んでいたと思います。この頃のことを思うと、今は本当に無駄がありません。
先日、デジタル城下町で「姫路お城まつり」に出展させてもらったとき、久しぶりにオフラインでたくさんの人に会いました。
直接お顔を見て、少し話をして、同じ場所に立って、同じ景色を見ました。
暑い中での立ち仕事で身体はぐったりと疲れたのですが、このイベントのあと、自分でも驚くほど、満たされた気持ちになりました。
何か大きな出来事があったわけではありません。ものすごく深い話をしたわけでもありません。
でも、たぶん、身体のどこかが安心したのだと思います。オンラインで知っている人たちが、目の前で楽しそうにされているのを見て、純粋にうれしくなったのかもしれません。
私にとって、会社が楽しい場所だったのは、仕事そのもののおかげではありませんでした。
たぶん、コーヒーとマシュマロと、そこにいた人たちのおかげでした。
仕事自体は、たまに得られる達成感とひきかえに、しんどいこと、悔しいこと、胃がキリキリすること、逃げ出したくなることも山ほどあったから。
それでも会社を嫌いにならなかったのは、そこに「知っている人たち」がいたからなのだと思います。
今書いている文章も、Substackで読む記事も、オフラインのイベントも、たぶん同じ方向を向いています。
知らない誰かを、少しだけ知っている誰かにしていくこと。
好意的な想像力を働かせるための、小さな接点を増やしていくこと。
そういうものが、私にとってはとても大事なのだと気づきました。
Substackの居心地の良さは、誰かとお菓子を食べながらコーヒーを飲む、あの時間に似ているからなのかもしれません。



ただ今キャンプ中で子供たちが焼いてるマシュマロをもらってコーヒーに入れてみました。
大自然と焚き火とマシュマロコーヒーも良いです!
マシュマロ入れて飲んでみたら、美味しかったです
職場にマシュマロ持っていきます